収録時間 | 30分 |
監修 | (社)日本粉体工業技術協会 〔協力〕(独)産業技術総合研究所 アジザワ・ファインテック(株) (株)荏原製作所 大塚電子(株) (学)開成学園開成中学校 (株)島津製作所 (株)宝製作所 トヨタ自動車(株) (株)奈良機械製作所 能美防災(株) (株)日立製作所 ボッターズ・バロティーニ(株) ワイケイケイ(株) ワイコフ化学(株) 三菱化学(株)科学技術研究センター 〔制作著作〕(株)新宿スタジオ |
制作年 | 2005年 |
内容 | 私たちの日常生活は「粉」のもつ特性・機能を活かした商品や製品に満ちあふれています。 小麦粉や砂糖などの食品、塗料、ガラス、陶磁器は言うに及ばす、テレビやCDなどの家電製品からコンピュータ、携帯電話、自動車、バイオテクノロジーや医療・医薬といった分野の製品も、その素材や製造プロセスを辿っていくと、ほとんどは「粉」の特性を活用して生産されたものです。 「粉」はナノの単位(1ナノメーターは10億分の1メートル)まで細かくすることによって、元の固体にはない新たな特性、機能が発現します。21世紀の先端技術には「粉」を制御し、「粉」の特性・機能を存分に活用するための「粉」の知識が不可欠です。 本映像教材では、身近な「粉」から最先端技術で活躍する「粉」までを取り上げ、微粉体の特性・機能や特徴、超微粒子の製造方法からその応用分野までをわかりやすく解説しました 上巻[30分] 1.食品から宇宙まで 2.粉体とは…… 3.粉体の大きさ 粉体の単位。大きい粒子と細かい粒子 4.粒子径はどうやって測る レーザ光散乱法、DMA法、動的光散乱法 5.高純度の粉体をつくるには ブレークダウン法 ボールミル粉砕機、媒体かくはん式粉砕機、摩砕装置 ビルドアップ法 気相法(PVD法、化学気相反応法) 液相法(沈殿法、脱溶媒法) 6.粉にすることによって現れる機能 下巻[30分] 1.粉体化のメリット 有効成分の抽出、粒子特性の改質、固体粒子間の反応の促進、光の反射特性の制御、被覆特性の向上、潤滑作用の付与、研磨作用の付与 2.粉体の応用分野 液晶ディスプレイ、マイクロカプセル、カーボンナノチューブとフラーレン、電子コピー機、燃料電池電極 3.地球環境を守る超微粒子 粉の流動化の作用(廃棄物燃焼)、光触媒超微粒子(有害物質の分解) |